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(2012/02/04 06:32)

上伊那生協病院

「NOD32で、電子カルテシステムのウイルス対策を行っています」上伊那生協病院:高橋誠氏 竹内茂樹氏

長野県上伊那地区の地域医療を支えている上伊那生協病院の電子カルテシステムのウイルス対策にNOD32を採用している。NOD32への評価と期待について、システム課の高橋誠氏(写真左)、竹内茂樹氏(写真右)に詳しく聞いた。

  • 上伊那病院でのNOD32の活用

-- 上伊那生協病院の業態を教えてください。

生協病院とは、組合員全員の出資金で成り立っている病院です。 上伊那生協病院は、16年前に自分たちの医療機関が欲しいという組合員の皆さん・地域の皆さんの声を受け、伊那生協診療所としてスタートしました。今年2006年は、 ついに、本格的な医療設備を備えた「病院」となりました。

-- 現在NOD32はどのように活用しているのでしょうか。

NOD32は、院内の電子カルテ・ネットワークのPC端末のウイルス対策に活用しています。

-- 電子カルテ・システムとはどのようなシステムですか。

従来の医療では、お医者さんが、紙のカルテをカルテ棚から引っ張り出して、それを見ながら診察を行い、診察が終わったら再びカルテをしまうというやり方でした。この紙のカルテをコンピュータ化して、収納性、検索性、保存性を高めたのが電子カルテ・システムです。電子カルテのメリットは以下の通りです。

  • 紙のカルテには文字と簡単な図しか載せられなかったが、電子カルテの場合、心電図、CTスキャン、レントゲン写真など、さまざまな形式のデータが併用できる。
  • 豊富なデータを総合的に活用することで、医療の質の向上が期待できる。
  • 電子データなので検索、保管が容易になる。これにより医療事務が合理化できる。
    (医療の質を落とさずに、スピードアップが図れる)
  • 電子カルテ・システムを守るウイルス対策製品に求められる要件とは

-- 電子カルテ・システムのPC端末に搭載するウイルス対策ソフトに求められる要件は何ですか。

以下の3点が要件となります。

  • 動作が軽いこと
    電子カルテ端末では、CTスキャンやレントゲン写真など「重いデータ」を扱います。 ここでカルテ・システムの動きを邪魔しないよう、常駐ウイルス対策ソフトは、じゅうぶんに「軽く」なければなりません。 ウイルス対策ソフトが原因でカルテ・システムの動作が遅くなるようなことがあってはなりません。
  • ファイルサーバ経由のウイルス定義ファイル更新ができること
    電子カルテの情報は、患者さんの病状という最もシビアな個人情報です。 セキュリティを万全にするために、その部分のネットワークは、 他の情報系システムとはトポロジー的に別個に独立させ、かつインターネット接続は行わないことにしています。 ということは、電子カルテ・ネットワーク内部のウイルス対策ソフトは、 インターネットに依存せずに定義ファイルの更新ができなければなりません。
  • 価格が手ごろであること
    セキュリティは重要ですが、それほど高価な出費はできません。価格は手ごろであるに越したことはありません。
  • ではなぜNOD32が選ばれたのか。

-- 今回NOD32を選択していただいた理由は何ですか。

先に述べた三要件を、電子カルテのSI会社に伝えたところ、NOD32が推薦されてきました。実際に評価版もダウンロードして、試用してみましたが、動作も非常に軽く、既存システムとの相性でも問題はなかったので、これを採用することにしました。

-- 現在、NOD32の定義ファイルの更新はどのように運用しているのでしょうか。

以下の手順で運用しています。

  • 電子カルテネットワークの外の端末で、ウイルス定義ファイルをインターネット経由で自動ダウンロードする(週一回程度)。
  • ダウンロードした定義ファイルをUSBメモリにコピーする。
  • そのUSB経由で、電子カルテネットワーク内部のファイルサーバに定義ファイルをコピーする。
  • 電子カルテネットワーク内部の各PC端末は、そのファイルサーバを参照して、定義ファイルを自動更新する。

USBによるファイルコピーの手間がかかる部分が少々面倒ですが、やはりセキュリティを優先させねばなりません。

  • インターネット接続していないネットワーク内でウイルス対策をすることの意義

-- これまで電子カルテ・ネットワークの中でNOD32がウイルスを発見したことはありますか。

これまで一度もありません。

-- 電子カルテネットワークはインターネットには接続していません。 現実問題として、ウイルスが侵入する可能性はどれぐらいあるとお考えですか。

ウイルスが入る可能性はほとんどないと思います。経路としてあり得るのはUSBメモリぐらいです。しかし、電子カルテ・ネットワークでは、最もシビアな個人情報である「病歴情報」を扱っているわけですから、セキュリティ対策では、念には念をいれねばなりません。

  • 今後の期待

-- NOD32はどんな企業、団体に向いていると思いますか。

当院の電子カルテ・ネットワークのような環境。
つまり:
「扱っている情報がシビアなのでセキュリティ対策は重要だが」
「インターネットネット接続されていないので、ウイルスが来る可能性は理論上低く」、
「さりとてウイルス対策をまったくしないというわけにはいかない」

そういう環境にはNOD32は向いていると思います。

-- 今後のNOD32への期待をお聞かせください。

軽さと安定性という、今の良さをいつまでも継続して欲しいと思います。今後も高い技術とサービスで、上伊那生協病院のシステム、ひいては上伊那地区の医療の質の向上を下支えしてください。期待しています。

-- 今日は貴重なお話を有り難うございました。

[取材日時 2006年10月]

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上伊那生協病院( 940KB / 2ページ )

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上伊那生協病院さまは、長寿を誇る長野県の上伊那郡にある生協病院です。 電子カルテシステムを導入され、院内業務の効率化を図り、患者さんの満足度の向上に努めておられます。

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